令和7年4月後半以降、水痘(みずぼうそう)の患者さんの来院が増えてきました。
5月に入り水痘患者さんが10名を超える日があり、苫小牧西地区で小児を中心にみずぼうそうの流行が拡大している可能性があります。
みずぼうそうのウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)はきわめて感染力が強いため、院内での感染リスクをゼロにするのは困難と思われます。
当院の待合室は感染症患者さんを分離できるスペースがないため、引き続きマスクの着用をお願いしたく存じます。
「みずぼうそう」に罹ったことがない患者さんで、
- ご相談内容の緊急性が低い
- 基礎疾患があるなど水痘に感染した場合のリスクが高い
- 日常的に幼小児に接する
という方は来院されるタイミング(日程)を慎重に検討するようお勧めします。
※水痘ワクチン接種済みの方でも水痘に感染する可能性があります。
※水痘帯状疱疹ウイルスの潜伏期間は10日~21日程度とされています。
(2025.5.6掲載)